voicebythefanの日記

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【号外】朝日新聞に掲載されました!

2018年11月10日付の朝日新聞 山口版 で私たちの活動が紹介されました。

以下記事全文です。

 

海外のアニメファンらの要望、日本企業へ伝える

知財保護へ山大生ら橋渡し

海賊版利用減狙いサイト

 

「日本のアニメが見たい」「こんなグッズがほしい」。そんな海外のアニメファンらの声を日本企業に伝えるウェブサイトの制作を、山口大の学生らが進めている。違法な海賊版サイトを利用するファンが少なくないことから、アニメや漫画などのコンテンツに関するニーズを、著作権を持つ企業に伝える橋渡し役を狙い、知的財産の保護につなげる狙いがある。

ウェブサイト「VOICE」の制作を進めているのは、同大国際総合科学部4年の6人。企業や自治体などと連携して課題解決を目指すプロジェクト型課題解決研究(PBL)の一環だ。

6人はいずれも留学経験があり、海外のアニメファンから「日本と同時に視聴したい」「多言語の字幕をつけてほしい」といった声を聞いていた。

フランスに留学経験のある秋本啓太さん(23)は「現地での需要を日本で把握しきれず、作品が翻訳されていなかったり、公開が遅かったりする」と指摘する。現地の友人が「悪いとわかっていても、つい海賊版サイトを見てしまう」と話すのを聞き、残念に思ったという。指導する木村友久教授によると、日本では人気がなくても、海外で需要がある作品もある。「企業が気づいていないニーズを届けることで、海賊版サイトを減らせるのでは」と話す。

制作中のサイトは仮公開されており、取り組みの概要を紹介している。今後は企業から意見を募ったり、海外の学生にアンケートをしたりして制作を続け、後輩たちに引き継いで3年かけて完成させる予定だ。

サイトは英語、中国語、日本語に対応させる。利用者が投稿した意見が、魚などの姿で画面上を動くような仕組みを構想している。同じような意見が複数出ると、その魚が大きくなる。

ファンの意見を知りたい企業などが魚を釣り上げ、情報を得る仕組みを検討中で、事業化も見据えている。

学生の指導に協力している音楽著作権管理会社NexTone(東京都渋谷区)の相談役、三野明洋さん(72)は「知財について学ぶことはモノの売り出し方を学ぶことに通じる」と、学生たちの取り組みに期待する。

 

 

VOICEが朝日新聞を通して世の中に認知されるのは、とても喜ばしいことです。これを機会にVOICEに協力してくれる企業や大学が増えればと思います。

ただ新聞記事を通して、友人に隠していた年齢がばれたのは誤算でした(笑)

                   ――秋本 啓太(現在は誕生日を迎え24歳)